レーシックのメリット・デメリットについて

レーシック手術は日本でその手術が行われてから13年しかたっておらず、その安全性や長期予後の経過などまだまだ未知数な部分が多いです。レーシック手術を受ける際、そうした医学的な未知の部分にどう折り合いをつけていくか、 個人の判断が問われるところではあります。つまり単純にレーシック手術を受けることで得られるメリットだけを見て手術を受けることを判断するのはキケンです。デメリットや後遺症のリスクなどを知っておくことも重要ですね。 ではまずレーシック手術を受けることのメリットからざっとあげてみます。

・視力が良くなるため裸眼で生活できる
・コンタクトレンズを買わなくて済むため、費用が掛からない
・メガネやコンタクトの着脱やケア手間がかからない
・災害時のケアが不要

つまり実質的なメリットは視力が上がることで、視力矯正器具が不要になり、
その分のコストや手間がなくなることですね。

レーシック失敗のリスク

しかしそれと引き換えに以下のリスクを負うことになります。

・費用リスク(保険がきかないケースがほとんど)

・合併症リスク(感染症など)

・過矯正リスク(視力がよくなりすぎて距離感がつかめなくなるなど)

・非矯正リスク(視力が思ったほどよくならない)

・追加矯正リスク(さらなる手術を行わねばならない事態)

・長期予後リスク(長期の術後経過事例がないため)

・視機能低下リスク(調整力、コントラストの低下など)

・角膜消失リスク(角膜を削るため。コンタクトの使用もできなくなる)

・副作用リスク(ハロー、グレア、スターバースト、ゴースト、ドライアイ)

そのほか、手術後眼の状態が安定するまでに一定期間必要になること、手術したにもかかわらず、メガネやコンタクトによる追加矯正が必要になるかもしれないこと、目の異物感や、疼痛、見え方の違和感があるかもしれないこと、年齢を経た後の老眼リスク、白内障の手術が難しくなるなど。

ただ言っておきたいのは、人体の身体にメスを入れること=医療行為には、レーシックに限らずリスクが存在し、思わぬ副効果をもたらす結果もあり得ます。それが医療であり、万能ではないことの認識が必要です。

いまレーシック手術に関して、いろいろと問題がピックアップされてはいるものの、少なからず他の医療過誤に比べて騒ぎすぎな面もあることは否めません。

それはマスコミの報道の仕方を見ても、話題性が優先されるため偏りがあることは否定できないでしょう。