アフターケアが重要!

レーシック術の進化に伴い安全性や術式が大きく変化しており、またイントラレーシックの一般化によってその感染症リスクは減っています。

しかしながら合併症については、術後の経過という要素がかかわってくるため、個人や環境によっては起こり得る可能性を秘めています。

とりわけ目は身体の中でも日常的に酷使される部分でかつデリケートですから、十分なケアが望ましいところです。


それでは眼科学会で報告されている合併症について見ていきましょう。
まずは感染症です。感染症は細菌やウイルスなどが原因となって起こる身体の防衛反応です。
多くは炎症などの具体的症状を伴います。

もともと目の表面にはブドウ球菌などの細菌が常在しているものの、抗体や界面活性剤の働きで感染しません。
が、レーシック術後はそういった成分が不足しがちで、かつドライアイになるため感染症になりやすいのです。

感染症を防ぐために清潔な状態を保ち、医師から処方される抗生物質入りの点眼薬をこまめにさすように心がければ、リスクはかなり低くなります。

そのほかにもこんな症状がでる場合があります


つぎに角膜潰瘍です。
これも点眼薬をマメに点眼していれば大丈夫です。

具体的な症状は、角膜がなんらかの原因で傷つき、傷口から細菌やカビなどが入り、増殖して角膜組織が崩れていきます。
レーシック後のスポーツや激しい運動、とくに顔から上に衝撃を受けるようなものは避けたほうが良いかもしれません。

そのほか角膜の疾患として、角膜炎があります。
これはドライアイを起因とする各種の疾患で、点状表層角膜炎、角膜変性症、角膜上皮障害、眼内炎などです。
角膜炎の症状は目の痛み、涙目、充血、視力障害が主な症状です。

角膜変性症は角膜の混濁、形状の変化、乱視などが起きる可能性があります。
角膜上皮障害は涙目、充血、痛みに加え、角膜の一部が白濁する症状がでます。

眼内炎は虫が飛んでいるように見えたり、霧が掛かったように見えるなどの症状があり、ひどくなると失明に至る可能性のある疾患です。

そのほか、ステロイド系の抗炎症剤入りの点眼薬を使用した場合に、眼圧上昇のリスクがあるほか、レーザーの使用を誤った場合に、網膜剥離、眼内出血などのリスク、フラップの形成不全が起こり得ますが、発生確率は極めて低いためそれほど心配する必要はないといえます。