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2005年9月19日
第1回 「幸せ」が詰まった一日

 雨が降ったことを除いて、今日はいい一日だった。
 友だちと昼過ぎまで会い、夕方の仕事まで3時間程あいた為、本屋に行き、そこで出会った本を連れてカフェを3軒はしごした。
 そして仕事を終え、夜は家でごはんを食べ、ご近所の友だちと夜の散歩。ヒトからすれば、まあ大したことのない、ちょっと盛り沢山だねー程度の一日かも知れないが、私にとってはちっちゃな幸せが詰まった一日だったのだ。
「幸せ」と言っても人によって、それを感じる対象は色々だと思うが、私の幸せの対象の一つは「食」だ。今日はここが完璧に満たされていた。
 朝は御決まりでりんご大玉丸齧り(これは日課)。昼は大好きなサバの味噌煮を大好きな定食屋さんで。その後のカフェ3軒と言うのは、正しく言えば「甘味処3軒」で、今ハマリにハマっている宇治金時を1軒につき1杯、計3杯食した。そして夜は母の手料理。ひじきやら筑前煮やら魚の煮付やら……、和食の王道まっしぐらなメニュー。母が作る和食は絶品だと思う。しかも今日はデザート付き。知人のやっている畑からの贈物、スイカ。これまた絶品。
 うーん。こうして自分が食べたものを書き出して気付いたのだが、結局だれもが知ってるなんでもない料理が好きだ。新しい料理が鮮烈に映ることもあるけれど、でも最後はやっぱりなんでもない料理に帰るんだと思う。



 やけに文がしっかりしたなーとお気付きの方もいるかも知れない。そう、「結局」という所から「帰る。」まで引用なのだ。引用元は今日本屋で出会って甘味処3軒を一緒に廻った『ケンタロウんちの食卓』くん。あまりにも気に入って、一日ずっと読んでいたので、もうお友達感覚という域まで達している。タイトルでわかるとは思うが、料理本である。最近一番良く買うジャンルの本が料理本なのだが、中でもこれは一番のお気に入り。本当は、今日は何か短編の小説との出会いを期待して本屋に行ったのだけど、なかなかアンテナに引っ掛かるものがなく、ふらっと立ち寄った料理本コーナーで出会ったのがこのコなのだ。
 載っている料理はワタシん家の食卓とそう変わりはない、引用した文にもある通りなんでもない料理。つまり定番料理である。でも本のもつかわいさと、人様ん家の定番料理のレシピに興味が湧き、即購入。中に載ってるケンタロウさんのエッセイもなんだかかわいくて、ちびっこ時代の食卓をふり返っての言葉だから懐かしい感じもして、そしてあったかい。
 中でも好きなのが「夢のでかプリン」という直径約14cmのプリンについての文。このおっきなプリンを作ることにした経緯が書かれているのだが、本当にかわいくてステキ。あまり引用ばかりするのも失礼なので、私なりに頑張って説明させてもらうと、ケンタロウさんが小さい頃したくてもできなかったことで、大人になった今だからこそ誰にも怒られずに出来る、今本当にしたいことは何かと考えたときに出てきたのが、「でかいプリンが作りたい」ということ。「大人って最高」で始まり「大人にはなってみるもんだよな。」で締められている。実際はもっとステキな文なのだが、皆さんも小さいとき、こういう事考えませんでした?
『ケンタロウんちの食卓』
ケンタロウ  講談社

台湾でかき氷三昧 その1


映画のプロモーションで行った台湾で、いろいろなかき氷に遭遇。

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